ペーパークラフトの基礎知識


輸入品と言うとすぐに思うのは「外国語の説明書が読めない」ですね。
でも大丈夫です。読めなくともルールが分かればちゃんと作れます。
そんな手を出す前のアバウトな疑問についてご説明します。



 外国語の説明ですか?
 
 当店で扱うペーパークラフト(紙模型)のほとんどは、ポーランド、ドイツ、フランス、ウクライナ、チェコ、と言った国で作られています。従って説明文は外国語が基本です。

 多くの国が陸続きでつながった多言語のヨーロッパ。どこで流通しても組み立てられるように、ほぼ共通のルールがあり、記号の意味が分かれば説明文が読めなくても大方困ることはありません。
(※ごく稀にモデルによっては組み立て説明文のみの場合もあいります。)

 メーカーにより若干の違いはありますが、「折り曲げる」記号、丸めてパイプを作る記号、「巻いて」棒状に刷る記号など、ほとんどが共通のルールで作れるようになっています。

 例えば、窓のように切り抜く部品には「W」や「ハサミ」の記号が切り抜く部分に書き込まれています。
型紙を厚紙に貼りあわせる場合には、「*」マークが付いています。「*」は0.5mmを意味しています。「**」の場合は1mm、と言ったように分かりやすく表記されています。

 さらに、貼り付ける部品どうしには、貼り付ける相手の部品番号が書いてあり、貼り付ける場所を迷うことはありません。番号がない場合は、たいてい立体イラストが付いていおり、場所や向きがわかるようになっています。

 チェコ製のモデルの場合は部品番号だけでなく「組立て番号」がついており、組立て番号順に切り抜き、組み立てれば完成するようになっています。。

当店ではお買い上げの際に「記号集」を添付していますので最低のルールは直ぐに理解して頂けると思います。


どうやって作る?

 ペーパークラフト(紙模型)の基本は、どれだけ正確に部品を切り取れるかが一番の鍵です。
真っ直ぐ切らなければならない部品が真っ直ぐ切れないと、張りのない歪んだ部品が出来てしまいます。

 切れ味の悪いハサミやナイフで切ると、紙が引きつれたり、角がほぐれたり破れたり、台無しになってしまいます。切れ味の良いデザインナイフ(アートナイフ)と呼ばれるカッターであれば、小さな窓枠や小部品も苦なく切れます。
良い作品つくりはまず道具から、切る道具は良いものを使って下さい。

 曲げ方、丸め方、巻き方もポイントがあります。接着するにもいきなり接着せず、「仮組み ->仮接着 -> 本接着」と言った手順を行えば、接着剤が垂れたりはみ出したりせず、失敗しないですみます。
※ 別ページで写真つきでご説明していますので是非参考にして下さい。

 自分の技量に合った商品を選択するのも成功の秘訣です。
いきなり「戦艦大和」なんて思わず、まずは値段も手頃で部品も多くない「駆逐艦」あたりから始めることをお奨めします。

 手早く上手に作る方なんていません。上手な方は、皆さんそれなりに時間と手間をかけて作られているものです。だから誰もが「凄い!」と唸る作品ができるのです。




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