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            ●オプション販売されているLCPの使い方について 
             
            LCPは厚み0.2〜0.3ミリの紙をレーザーによりモールドやカットを施したものです。 
            精密ペーパークラフトのとても刻み切れないような部品、特に多数個の部品を切り抜く手間を省略するのに非常に便利なパーツです。 
            しかし、その厚みゆえに組み立てにも気を使います。でも、ちょっとしたアイデアで部品を壊さずにきれいに仕上げることが可能になります。そんな一例をご紹介します。 
             
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            3.5×8.7LCP水密ハッチを作る | 
          
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            @ 瞬間接着剤による固める作業 
             
            LCPは非常に薄いため、細かな部品の場合、そのまま切り取ると部品が歪んだり変形してしまう場合があります。 
             
            そこで、粘度の低い金属用の瞬着を染み込ませて硬化降下させてから切り取ることで部品の破損を防ぎます。 
             
            LCPの表裏の染み込み具合を見ながら瞬着をたっぷりと染み込ませます。 
            染み込まずに流れた余分な瞬着は硬化する前にテッシュやキッチンペーパーで吸い取ります。 
             
            ★ポイント:余分な瞬着を取り除く際、ふき取るように擦ると部品が壊れてしまいます。 
            テッシュやキッチンぺーパーに軽く押し当てる程度にして下さい。 
             
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            A 部品を枠から切り取る 
             
            ピンセットなどで軽く抑えながら「よく切れる」デザインナイフなどで部品を切り取ります。 
            この際にも、カッターは曳いたりせず、軽く押し当てて部品をパージ(取り外す)して下さい。 
             
            取り外した部品は吐息などで飛ばさない安全な場所に保管しましょう。 
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            B レバー枠に瞬着を塗布する。 
             
            瞬着を不要なビニールなどに一滴とり、レバー枠の端に瞬着を着けます。 
            ドア側に瞬着を着けても良いのですが着き過ぎる場合があるのでご注意下さい。 
             
            ドア側に瞬着を着けても良いのですが着き過ぎる場合があるのでご注意下さい。 
             
            C レバー枠とドアを合体させる。 
            ★注意! 
            部品によっては凹凸のモールドなどで表裏がある場合があります。十分に確認して下さい。 
             
            ズレが生じないように、丁寧かつ慎重にドアとレバー枠を張り合わせます。 
            この手法では瞬着だからといって即座に固まらないので、ゆっくり丁寧な作業を行って下さい。 
             
            仮固定が完了したら、まち針などで微量の瞬着を採り、四隅を固定してゆきます。 
             
            枠のズレや歪みもここで可能な限り直します。 
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            D 完成! 
             
            細かな部品ですが、船体に貼り付けると凹凸が陰影を作り出し、雰囲気を盛り上げてくれます。 
             
            この手法は店長がもっとも使い慣れた手法としてご紹介させていただきましたが、これ以外にも様々な方法があると思います。 
            ご自身のスキルと好みに合った作り方をされることをお勧めします。 | 
          
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