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作ってみる その25
 

●実際に作る工程をご説明します


 なるべく分かり易く作る工程をご説明します。
 あまり技量のない店長が作りますので初心者の方にも参考になると思います。


 
さて、大詰めとなった初霜を作るですが、今日はキットに含まれない紙では作れない部品の作り方について紹介したいと思います。

メインの煙突の引き立て役として必ず脇に着く小物煙突類です。
初霜の場合は炊事場の煙突でしょうか?

1ミリ程度のプラ棒でも良いのですがそれでは芸がないので今回は真鍮線を使って作りたいと思います。

◆準備するもの

ハンダコテ(20W位の物)/ハンダ(電子工作用の細い物、銀入りだとなおOK)/フラックス(ハンダの乗りを良くします)/台に使うベークライトの板/爪楊枝/瞬間接着剤/コテ先を拭く濡れぞうきん


 
 

●図面に合わせて真鍮線を切り分ける

真鍮線はニッパなどで切ってしまうと端面が歪んでしまうのでカッターで切りました。
切る長さを決めたらカッターを前後に真鍮線をコロコロと転がすとスジが入り綺麗に折れます。

折った端面は耐水ペーパーやヤスリで面取りをして仕上げます。
そして形紙に合わせてプライヤーで曲げて準備完了。
 
 
 
1) 部材の準備が出来たら、ベークライトの板の上に、真鍮線を配置し、各部品のハンダ付けしない部分の端をかるく瞬間接着剤で止めます。(ズレ止め)

2)真鍮線の接合部分に爪楊枝でフラックスを塗ります。

3)ハンダゴテのコテ先に少量のハンダを乗せ、接合部にハンダを付けてゆきます。

4)出来上がったらデザインナイフなどで余分なハンダを取り、耐水ペーパーなどで仕上げて完成です。

※瞬間接着剤は熱がかかると接着力を失うので真鍮線は板から綺麗に剥がれます。

 
 

そして船体に取り付けるとこんな感じです。 

 
 
 ●旗タテを作る

スケール的にあまり太い線材だと見っとも無いので0.3ミリの真鍮線を使いました。
小物煙突同様にハンダ付けで組み立ててゆきます。

まずはお約束、真鍮線を図面に合わせて切り出します。

0.3ミリの真鍮線3本を均等にハンダ付けするのは容易ではありません。
そこで真鍮線を刺しても倒れない、密度の高いウレタンを準備しました。(ホームセンターなどで入手可能です)

そこに真鍮線を刺して旗タテの形状に配置します。
後は簡単、ハンダコテのコテ先に少量のハンダを乗せ、接合部をハンダ付けするだけです。

★注意点
1)ハンダを当てすぎるとウレタンが熱で溶けるので注意!
2)ハンダを乗せすぎない事。後処理が面倒なので・・・・


 
 

●旗立ての接着

旗立ての接着には瞬間接着剤を使いました。

各足の先端にほんの一滴つけて所定の場所に慎重に置きます。
 
 

●1.5メートル側距儀を作る。

艦橋最上部後方についているのが側距儀です。
カバー、アーム、架脚は型紙どおり作り、棒の部分は0.7ミリの真鍮線を使いました。
船体後部にも同じものが付くので2個作ります。

 
 


●小物煙突、ウインチ

小物煙突は真鍮線、ウインチは台座は型紙、上部は真鍮線です。
フックは流石に千沙くて作れないのでオミットしました。
そうそう、単装機銃の防弾板もすでに搭載済みです。


 
 

●船体後部

ちょっと気が早いですが旭日旗を後部マストに付けちゃいました。
風になびいて見えるように・・・

 


 

●船尾部分

こちらのアングルの方がウインチ、防弾板は分かりやすいです。
旗タテもちゃんと取りつけました。
 

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